アクセス増

今朝、バンブーの元親会社、武富士会社更生法適用申請へというニュースが出た。

 消費者金融大手の武富士は27日、東京地裁に近く会社更生法の適用を申請する方向で最終調整に入った。過去に借り手から受け取った、利息制限法の上限金利を超える「過払い利息」の返還請求がここ数年で急増し、業績を圧迫。資金繰り難に陥り、自力再建を断念した。法的整理で債務を圧縮して支援先を探し、早期の再建を目指す。
 東京商工リサーチによると、負債額は約4336億800万円。未請求の過払い利息を含めると、さらに膨らむ可能性が大きい。最高裁は2006年、利息制限法の規定を上回る「グレーゾーン金利」を貸金業者が受け取ることを事実上認めない判断を示した。これを機に、支払った超過利息の返還を請求する借り手が急増。業界全体の返還負担額は09年3月期までの3年間だけでも2兆4000億円前後に上り、各社の経営を圧迫していた。
 法的整理に入ると、借り手に本来返還される過払い利息は通常、削減される。07年9月に民事再生法の適用を申請したクレディアのケースでは原則として6割カットだった。今回も大幅カットは避けられず、借り手などから批判を浴びそうだ。
 武富士は昨年末以降、新規の貸し付けをほぼ停止。保有不動産や貸付債権の売却を進め、手元資金の確保に努めてきた。ただ、6月の改正貸金業法の完全施行で、融資が顧客年収の3分の1以下に制限されたことも大きな制約となり、業績回復の見通しは立たなかった。 
武富士が更生法申請へ=「過払い利息」業績圧迫−返還金カット避けられず (時事通信) - Yahoo!ニュース


仕事中にふとウェブ見ようとしてヤフーのトップページにこれがバーンとあって、いっときは消費者金融業界のトップだっただけにこの転落の落差の大きさ!。
イトーヨーカドープリオールを「延命」さしてくれたことは感謝しているけれども、会社じゃなくてあのチームだから応援してたわけで、消費者としての接点も無いから親近感が湧きようがない。小売とか製造業ならまだしも。でも、その昔、カード券面にバンブーのロゴ、いわゆる美代ちゃんデザインが入ったMasterCard提携の武富士カードがあって、作ったけど一回も使わなかった。あれいったい何枚作られたんだろうか。
おかげで今日は応援生活HPのアクセスが増えた。ニュース見て「武富士バンブー」を思い出してくださった方がいらしたようです。
ちなみに全体移籍がかなった2001年8月14日のニュースはこんな感じでした。リンク先は無いですがテキストで残ってたのでのせてみる。

日本バレーボール協会は14日、6月末で休部となったVリーグ女子のイトーヨーカドーが、大手消費者金融武富士(本社・東京都新宿区)に全体移籍すると発表した。引退した3選手を除き、全日本代表の鈴木洋美ら16選手全員とスタッフ6人が移籍し、早ければ10月に開幕するVカップから新チームで出場できる。
練習場、合宿所はこれまでと同じで、イトーヨーカドーから借りる。新チーム名は「武富士バンブー」で、若竹のようにたくましく、真っすぐ育ってほしいという願いを込めた。
武富士はこれまで、サッカーや女子プロゴルフなどの大会スポンサーを務めてきたが、チームを持つのは初めて。佐々木理(おさむ)・常務取締役は「バレーボールは若さと躍動感にあふれ、企業イメージと合致する。当社の協力でファンに夢と感動を与えられれば」と話している。
武富士については、過去にバレーボールの大会スポンサーの申し入れがあったが、消費者金融のイメージが大会にそぐわないとしてテレビ局などが反対、日本バレーボール協会が申し入れを断ったことがあった。しかし、今回は各局とも、反対はなかったという。また同協会は24人の理事に移籍の賛否について文書で回答を求めたが、反対は1人だけだった。
Vリーグイトーヨーカドー武富士に全体移籍(2001-8-14)(Yomiuri-On-Line)